この記事ではストレス社会である現代において、現代人がストレスを抱える概ねの原因について解説しています。
ストレスの原因は他者への勝手な期待と原因他人論
ストレスの大半の原因は他者への勝手な期待と原因他人論です。
僕の知り合いで「あいつがこう僕に言ったから、言われたとおりにやったら失敗した。あいつの言うことを聞かなければよかった。」という人がたくさんいます。
そして、相手から言われたことを試しに実行したことに後悔をし、相手に対してストレスを感じます。
これは、相手は、僕に最善のアドバイスをしてくれて、相手の言うことを聞いておけば大丈夫だろうと勝手に期待し、その期待が裏切られ、失敗したときに「こうなったのはあいつが僕にあんなことを言ったからだ!」と失敗の原因を他人のせいにし、そこからストレスが生まれ、許せない気持ちから、どんどんストレスが大きくなります。
大切なのは相手を過度に期待しないこと、原因自分論で考えること
相手を期待しないとは、「相手が僕にこう言っているけれど、それが正しいともかぎらない。だけど、失敗覚悟でやってみるか。」と、相手の言っていることが絶対と思わず、失敗を前提に考えること。
また、原因自分論で考えるとは、「相手が言ってくれたことを実行してみたけど失敗しちゃった。でも、それをしようと最終的に決断したのは自分だから、失敗の原因は自分にある。」と考えることです。
例えば、「今日は寒いから、分厚い上着を着ていきなさい」と言われ、分厚い上着を着ていったが、その日は少し暑いぐらいで、分厚い上着だと、むさくるしくて暑いとストレスが生まれ、帰った後に「分厚い上着を着ていけと言われたのに、暑かったじゃないか!」と怒鳴っても、分厚い上着を着ていくと決めたのは自分です。これは、相手が言ったことに期待して、的外れだった時の原因を他人のせいにし、ストレスが生まれている典型的な例です。
大切なのは相手が言ってくれたことなどに過度に期待せず、失敗しても自分が決めたことと思うことです。
原因自分論で考えてはいけない場面も!
これまで、ストレスの原因は相手への過度な期待と原因他人論であると解説しましたが、原因自分論で説明すると、自分で自分を追い込む状況になってしまい、かえってよくない場面もあります。
例えば、スパルタ虐待コーチのもとでの練習です。
コーチから虐待に近い指導を受け、精神的にも肉体的にも限界に達したときに、「自分がこの人のもとで練習すると決めたのだから、やめてはいけない。」と、原因自分論で考えることは絶対にいけません。
不当な扱いを受け、それでも原因自分論の考え方で我慢すると、精神的、肉体的に限界をむかえ、重大な事故になりかねません。
明らかに不当な扱いを受け、精神的、肉体的に限界を感じた場合は、すぐに逃げることが大切です。
まとめ
今回はストレスから解放され、楽しく生きる方法について解説しました。
まとめると以下の通りです。
- 相手を過度に期待しない
- 原因自分論で考える
以上のことを意識すれば、ストレスに悩まされる時間から解放されるでしょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。