この記事ではコンビニバイトの実態を説明していきます。
アルバイト選びで選ぶ条件として「時給はどのくらいか」といった基準で選ぶ人は多いと思います。また、「楽なのかしんどいのか」といった基準で選ぶ人も多いと思います。今回はコンビニバイトが楽なのかそれともしんどいのかといったところを説明していこうと思います。
最初はつらいが、慣れれば楽
結論。最初はつらいが、慣れれば楽です。
どのアルバイトでも、最初は”仕事を覚える”ことからだと思います。コンビニバイトも基本は同じです。
以下では、僕が働いているセブンイレブンで行っている業務を説明していきます。
着替えたら社訓を声に出して読む
まず、着替えたら社訓を声に出して読みます。これは出社したら毎回読むことになっています。不思議なもので、毎回読んでいると自然と社訓に書かれていることが身に付きます。
フェイスアップ
セブンイレブンでアルバイトをしたことが無い人であれば”フェイスアップ”と聞くと、「顔を上げる?」と疑問に思うかもしれませんが、これは棚の後ろの方に商品が隠れている場合にお客様が見えやすいように前に出す作業のことをいいます。また、一番前に陳列されている商品のパッケージの形が少し潰れていれば、それを広げる作業も行われています。(主に袋に入ったスナック菓子でこの作業は行われます)
特に冷凍食品の冬に行うフェイスアップは寒いので、少し地獄です(笑)。
ペットボトルのラベルを商品名が見えるように揃える
これは、ペットボトルのラベルの商品名が後ろになっていて見えなくなった場合に、それを見えるようにするため、揃える作業です。少しずれていても、しっかりと前に揃えないといけません。
なるべく、”キャップの部分は持たない”といった意識も持っています。
品出し
これは、セブンイレブンの商品を積んだトラックがやってきたら、台車を持ってきて、商品をその上に乗せ、順番に陳列する作業です。
コンビニの商品の種類は比較的多く、最初は商品を並べるのに苦戦します。しかし慣れれば、早く商品を陳列できるので心配することはありません。(たまに新商品が届くことがあり、その時は陳列に少し苦戦することがあります。)
床掃除、棚掃除
床掃除はモップとほうきとちりとりで行います。床に汚れがついた足跡があればモップで拭いて、ほうきとちりとりでごみを掃くというかんじです。
棚掃除は特に洗剤売り場のところはホコリが溜まりやすいので、商品を一度出してから、ホコリをとる作業です。一番下の段は一番ホコリが溜まるうえに、低い姿勢で腰や足が疲れてきちゃうので、なかなか大変です(笑)。
レジ
これは、覚えてしまえば簡単だと思います。
タバコをたのまれるお客様もいらっしゃるので、どこにどの種類のたばこが置かれているのかを覚えていないといけないのですが、100種類以上あるので、最初はなかなか苦戦しますが、覚えていくうちにだんだんわかってきます。
主な業務内容は以上となっています。
コンビニバイトのメリット
ここからはコンビニバイトのメリットを解説していきます。
業務内容を覚えてしまえばあとは楽
コンビニの研修期間中に業務内容を覚えてしまえば、あとはそれを出勤したときにやるだけなので、比較的楽です。
夜勤だと人があまり来ないので日中よりも仕事が少ない
夜勤(だいたい22時~翌朝6じあたり)の時間は駅から遠いコンビニであれば終電後のコンビニに入るお客さんは本当に少ないので、仕事が少なく、日中よりもゆとりを持って働くことができます。
たまに廃棄する商品がもらえる
全てのコンビニではないのですが、たまに廃棄する商品をくれるコンビニもあります。コンビニの商品は1個100円~高いものであれば600円の商品もあるので、食費も少し浮くことを考えれば、けっこうでかいですよね(笑)。
新商品をいち早く知ることができる
商品の品出しの時に新商品が出ることがあるので、コンビニバイトをしてない周りの人よりもいち早くその存在を知ることができます。
社会の勉強になる
コンビニには老若男女問わず色々な人たちが来ます。そういった人たちの接客をしていくうえで、良い社会勉強になると思うので、やっておいて損はないと思います。
以上が主なコンビニバイトのメリットです。
コンビニバイトのデメリット
ここからはコンビニバイトのデメリットについて解説していきます。
立ち作業が多い
飲食店等でもそうだと思いますが、品出しやレジ業務など基本的に立ち作業が多いです。
運動がてら、立ち作業でも大丈夫!という方は良いと思いますが、長時間立ちっぱなしはしんどいなと思う方はあまりおすすめしません。
覚えることが割と多い
コンビニは覚えることがけっこう多いです。
レジの使い方やたばこの種類、揚げ物の種類によっての揚げ方や揚げる時間、商品がどこに陳列されているのかといったことなど覚えることがけっこう多いので、メモ帳とペンは必須だと思ってください。
覚えてしまえば簡単ですが、覚えることが苦手という方はこういったことも頭にいれておいてください。
接客に苦戦
メリットの方でも話しましたが、コンビニには色々な方が来ます。
おしゃれなレストランの客層はある程度決まってくるかもしれませんが、誰でも気軽に行けるコンビニには様々な客層の方が来られるので、良い社会勉強になる反面、メンタルが少し弱い方だと途中で病んじゃう場合も少なくありません。
ずっとやってると、慣れてきちゃって精神的にも強くなるのですが、心配な方はここも視野に入れて考えてみてください。
時給が比較的安い
だいたいのコンビニの時給は最低賃金に設定されていることが多いです。(夜勤の場合は別ですが)
コンビニの時給は他のバイトの時給よりも比較的安く設定されているように感じます。
まとめ
以上、コンビニバイトの主な業務内容とメリット、デメリットについて解説していきました。
デメリットはあるにせよ、業務内容は覚えてしまえば、コンビニバイトは比較的楽なバイトだと思います。
業務内容については他にもコーヒー豆の補充やポットへのお湯の補充、揚げ物揚げ工程等あるのですが、研修期間中にマネージャーさん等に教えてもらえるので、心配はいらないと思います。
以上、参考になれば嬉しいです。