この記事では初心者の方でも楽しめる海のエサ釣りの釣り方について解説します。
まずはここから!初心者の方におすすめな釣り方4選【エサ釣り編】
サビキ釣り
ファミリーフィッシングの定番!サビキ釣りです。
【釣れる魚】・・・アジ、イワシ、サバ、サヨリなど
【釣れる時期と時間帯】・・・時期は基本的に一年中釣れますが、よく釣れるのは夏。
よく釣れる時間帯は朝マヅメと夕マヅメですが、基本的にいつでも釣れます。
【釣れる場所】・・・基本的に海釣り公園や堤防のある所ではどこでも釣れます。
なので、初心者の方でも場所選びに苦戦することが無く、楽しめます。
【エサ】・・・アミエビ、オキアミ、配合エサ(アミエビ、オキアミに混ぜて使用)
※配合エサは集魚効果を狙って撒くエサ
【釣り方】
1.市販のサビキ仕掛けを買って、サビキ仕掛けを作る。
2.アミエビを仕掛けのカゴの中に入れ、足元に落とす。
3. ときどき、撒き餌(アミエビ等)を撒いて魚を呼び寄せる。
4. 竿を上下に振って、カゴの中のエサを出してあげる。
5.竿にブルブルと振動があったらリールを巻いて、釣りあげる。
※5で竿の先に鈴をつけると魚が釣れた時に鈴が鳴るので、魚のアタリをつかみやすい。
【サビキ釣りの魅力】・・・サビキ釣りは釣具店などでも、竿からリール、サビキ釣りの仕掛けまでセットになって安く売られているお店が多いため、何も持っていない0の状態でも始めやすいです。
また、初心者の方でも簡単に釣ることができるので、釣りが楽しくなること間違いなしです!
穴釣り
【釣れる魚】・・・カサゴ(ガシラ)、キジハタ(アコウ)、メバル、アイナメなど
【釣れる時期と時間帯】・・・時期は比較的一年中釣れますが、よく釣れるのが秋(9月ごろ)~夏(7月ごろ)となっています。
時間帯も比較的どの時間帯でも釣れますが、よく釣れる時間帯は朝マヅメと夕マヅメあたりです。
【釣れる場所】・・・テトラポットの穴や岩礁、堤防の壁付近の底などで釣れます。
【エサ】・・・シラサエビ、青イソメ、イシゴカイ、オキアミ、サバの切り身、岩ガニなど
【釣り方】
1.市販の仕掛け(胴付き仕掛け、ブラクリ仕掛け)をセットする。
2.エサを針に付ける。
3.仕掛けを狙うポイントの底(ボトム)まで落とす。
4.着底したら、底から10センチほど糸を巻く。
5.時々仕掛けを上下に動かして誘いをいれる。
6.竿先がピクピクしたら、アワセをして、穴に潜られないよう仕掛けを回収する。
【穴釣りの魅力】・・・穴釣りは一か所にずっと仕掛けを落とすよりも、場所を変えながら、仕掛けを落とした方が釣果(魚の取れ具合)が上がるので、釣れそうなポイントを自分で探すことが楽しみの一つとなっています。
また、根魚の引きはサビキ釣りやちょい投げ釣り(後に紹介)の時の引きよりも、強いので、釣りごたえが高くなっていて、とても面白いです。
ちょい投げ釣り
【釣れる魚】・・・キス、カレイ、ヒラメ、ハゼ、ベラ、カワハギなど
【釣れる時期と時間帯】・・・時期は基本的に1年中(冬を除く)釣れます。おすすめは夏。
時間帯はどの時間帯でも基本的に釣れますが、朝マヅメ、夕マヅメ時は時合(よく釣れる時間)になる。
【釣れる場所】・・・砂浜
※堤防から投げると、足元まで岩となっている場合があるので、根がかりするリスクが高まる。
【エサ】・・・青イソメ、イシゴカイなど
【釣り方】
1.市販の投げ釣り用の仕掛けをセットする。
2.針先にエサをつける。
3.リールのベール(アーチ状の釣り糸を巻き上げるためについているもの)を下に下げ、後方に注意して振りかぶって、軽く投げる(キャストする)。
4.底(ボトム)まで着底させたら、ゆっくり巻いていく。
※巻くスピードが速すぎると、魚も追いつけなかったり、怪しんでしまって、食いつかなかったりする。
5.ただ巻きでもいいが、反応が渋ければ、すこしシャクリをいれて緩急をつける。
6.魚が食ったら、アワセを入れる。※キスの場合、口元が繊細なので、アワセは慎重にしないといけない。
【ちょい投げ釣りの魅力】・・・ちょい投げは本当に多種多様な魚を狙えるので、同じ魚だけではなく、いろいろな魚が釣れる。本当にいろいろな魚が釣れるので、初心者の方でも飽きずに釣りを楽しめる。
ウキ釣り
【釣れる魚】・・・アジ、イワシ、サバ、カマス、サヨリ、カサゴ、メジナ(グレ)など
【釣れる時期と時間帯】・・・時期は基本的に一年中釣れます。釣れる魚種が多いのは夏。
時間帯も基本的にどの時間帯でも釣れますが、よく釣れるのは朝マヅメと夕マヅメごろ。
【釣れる場所】・・・海釣り公園や堤防など比較的どこでも釣れます。
【エサ】・・・オキアミなど
【釣り方】
1.市販のウキ釣りセットを準備する。
2.針にエサを付ける(仕掛けの一番下にカゴがあればその中にもオキアミ、アミエビ等をいれる)。
3.仕掛けを投げる(キャストする)。
4.魚が泳いでいるタナに合わせて、ウキの位置を調節する。
5.ウキが沈んだら、アワセてフッキングさせる。
超重要!!ウキ釣りでのタナの合わせ方
そもそもタナとは?
タナは魚が泳いでいる水深を表す言葉です。
タナを合わせないと、魚が泳いでいない層にいつまでもエサを撒いている状況になります。タナを合わせないと、いつまでたっても魚が釣れない状況になってしまいます。
タナの合わせ方
1.一番下の針にゴムの付いたおもりをゴムに針を通す感じでつける(一番下がカゴの場合はおもりは不要)。
2.投げると以下の状態になる
・ウキが沈む→エサをつけた時のエサの位置は表層ほど
・ウキが水面に立っている→エサをつけた時のエサの位置は中層ほど
・ウキが水面に横たわる→エサをつけた時のエサの位置は深層ほど
3.ウキ止め糸を調整してタナを調整。
4.いろいろなタナを試して、魚がいるタナを探る
【ウキ釣りの魅力】・・・ウキ釣りの魅力は、魚がいるタナを自分で探って、釣りをするところです。タナを自分で探らないと全く釣れないことも珍しくないので、自分で考えて、釣りをするところに面白さがあります。
また、ウキを眺めて、のんびりした時間を過ごすことで、すこし精神的にゆとりをもてるところも魅力の一つです。
そして、魚がヒットすれば、一瞬でウキが海中に消えるので、釣れるまでハラハラする気持ちでウキが沈むのを待つのもウキ釣りの醍醐味といえます。
なぜ、朝マヅメと夕マヅメに魚が釣れやすいのか
なぜ、朝マヅメと夕マヅメに魚が釣れやすいのか。
それはとても簡単で、人間の場合も朝ごはんと夕ごはんを食べないと、空腹で体も動かなくなりますよね。魚も同じで、人間の朝ごはんは魚の朝マヅメの朝食タイム。夕ご飯は魚の夕マヅメの夕食タイムということです。
まとめ
今回は海釣り初心者の方も簡単かつ楽しく釣れるエサ釣りの釣り方を4つ紹介しました。
あらためておさらいすると以下のようになります。
- サビキ釣り
- 穴釣り
- ちょい投げ釣り
- ウキ釣り
以上の釣り方は初心者の方でも金銭面でのコストを比較的低く、お子様も楽しくできる釣り方となっています!
ぜひ、試してみてください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。